ロシア語がわからずに真冬のウラジオストクに行った話

こんにちは、アボッチです。

早速本題ですが、1月2~4日にウラジオストクに行ってきました。

なおロシア語は何もわかりません。

わからない人でも行ってもらえるように書いてみます。

それほど僕は楽しかった街でした。

 

 

ウラジオストクとは

 「ウラジオストク」の画像検索結果

極東部に位置する、日本から片道2時間半で行けちゃうロシアです。

時差は日本より1時間早いです。1月の平均最高気温がー11℃。

 

 

・なぜウラジオストクに行ったのか

休みの関係上、2泊3日しか取れなかったので、最大限刺激的な旅行をしたかったという思い付きです。

日本から2時間半で行ける距離にありながら、街並みはヨーロッパのよう。

年末年始に韓国や台湾は料金が高いし…。

一方、ロシアはこの時期でもそんなに料金が上がらない!

Sky scannerで航空券は往復6万3000円ほどでした。

安い時期でも4万円台後半なので、悪くはないのかなと。

(距離的にはもう少し安くていいと思うけどね…)

 

 ・いざウラジオストク

 必要物

  パスポート(残期限6か月以上)

  E-visa(電子ビザ)

  防寒具

  Cタイプ変換プラグ

  現金

 

 パスポートが必要なのは言うまでもないんですが、このE-visaが便利です。

 本来ロシアに入国するに当たっては、ロシア大使館に出向き観光用ビザ申請が必要となります。(ちゃんと調べてないんで違ってたらごめんなさい)

 しかし、極東地域(ウラジオストクユジノサハリンスクなど)に限っては特定の居住国に限って電子ビザでの入国が可能です。

 その辺の解説はこちらのサイトが詳しいのでご参照ください。

 https://jp.rbth.com/travel/2017/08/04/816554

 申請は渡航日の約一か月前から可能で、約4日間で結果が送られてきます。(ちなみに僕はその日の晩に申請が通りました)

 入出国時、ホテルのチェックインに必要なので必ず印刷して帰国まで持っていてください。

 

 雪はあまりないですが、とにかく昼でも寒いのでよく準備してください。

 僕は、上下ヒートテック、裏起毛のパーカーとスウェットのズボン、

 さらにその上からダウンジャケットとソフトシェルパンツ、

 ニット帽にネックウォーマーしていって動くと温かいくらいでした。

 耳が出てると寒いです。極力肌が出ないようにしましょう。

 

 mammutの回し者なので参考までにリンクを貼っておきます。セール中なのでぜひ。

www.mammut.jp

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 ロシアのコンセントはCタイプなので、成田空港で200円くらいの変換プラグを買いました。

 また電圧が220Vなので、100V製品を接続しないように気を付けましょう。

 僕はホテルで125Vまでのテーブルタップを接続してブレーカーを落として、

 フロントに復旧をお願いしに行きました。エンジニアのおっちゃんが来てロシア語で「それもう繋ぐなよ!」って言われます。

 いや、ロシア語わからないんで、違うかもしれないけど。

 

 現金は交通費として3000ルーブルくらい持っていくと安心です。

 街中では、露店じゃない限りどこでもクレジットカードが使えます。

 VISAとMasterであれば問題ありません。JCBも多分対応しています。AMEXは諦めてください。駅前のスーパーでだけ使えました。

 空港にはATMがあるので、空港で両替よりキャッシングした方がレートはいいです。

 後で現金が足りなくなったら、街中にも両替所があるのでそこに行きましょう。

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 エスカレーターを挟んで反対側にもあり、この内の何台かは英語表記に対応しています。

 

 ウラジオストク国際空港からウラジオストク市街地まで、かなり距離があります。

 日本から行く便が遅いので、20時の最終バスに乗れればいいですが、僕はたぶん年末年始でバスの本数が減っていて、いくら待っても来ないんで、タクシー使いました。

 当たり前ですが、バスを外で待つのは大変寒いです。

 入国ゲートを越えると、おっちゃんが寄ってきて"Taxi?"と聞いてくるので断りましょう。ぼったくられます。

 ウラジオストクのタクシーはメーター制ではなく交渉で料金を決めて乗ります。

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 このカウンターでタクシーを頼みます。誰がどう見ても迷わずにいけると思います。

 行き先を聞かれるので、ホテルの名前を伝えましょう。

 ウラジオストク市内まではホテルがどの辺だろうが1500ルーブルです。

 料金はこのカウンターで支払い、タクシーのナンバーが書かれた白い紙をもらいます。

 外に出ると、白いプリウスのタクシーが並んでいるので、白い紙に書いてあるナンバーのタクシーを探して、運転手にその紙を渡します。車体に番号が書いてありますが、そちらではなくナンバープレートの番号です。

 

 

 ・日本に帰る時は

 ウラジオストク駅から空港に行くには、電車かバスかタクシーに乗ります。

 帰りは安いんでバスに乗りました。バスは後乗り前降り、後払い定額制。 

 普通の路線バスは20ルーブル前後、空港行きのバスは100ルーブルほどなので、日本の感覚からすると安いです。

 ウラジオストク駅前、107番のバスに乗ります。空港に行くのはバスというかバンなので、逆に見つけやすいと思います。ターミナルの一番道路側に停まっています。たぶん。今回はそうでした。

 

 電車で帰る時は、ウラジオストクの駅ではなく、隣にあるエアポート便の駅から乗ります。駅を道路から見て左手にあります。

 

 空港入り口 向かって右側が入り口です。左は出口なのでそちらからは入れません。

 簡単なセキュリティチェックを済ませて入ります。

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 成田便は中央エスカレーター左側にてチェックイン

 仁川行きも同じカウンターだったのでそれなりに混んでました。

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 13:15発の便でしたが、チェックインが12:35まで、搭乗が13:00まででした。

 空港でお昼ご飯を食べたいときは混み具合も考えて、少し余裕を持ってきた方がいいです。

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 中央エスカレータを上がって左手が国際線、右手が国内線のゲートになります。

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 セキリュティチェックでは、カバンはそのままコンベアに、上着はカゴに入れて流せと言われます。そう言われている気がしました。

 セキュリティの人はどこも当たりが強いですが、これで最後です。

 

 航空機内では往復ともにサンドイッチをもらえます。

 チキンorチーズを聞かれます。硬くぱさぱさですが、僕はこういう方が好きです。

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 キリル文字は全く分かりませんが、こんなところでもビットコインを見るとは。

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 機内では税関申告用紙配ってるのでもらいましょう。

 成田でも書けますが、航空機内ですることがないので時間の節約に。

 

 

 

ウラジオストク市内

 以下、市内の観光情報と写真になります。

 

 ウラジオストク駅 シベリア鉄道の終点

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 ダイドーの自販機 もちろんお金はルーブル でも製品はばっちり日本語

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 湾は凍ってます。

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 なにかと坂が多い街。アイスバーンもあるんで歩くのも横断も気を付けましょう。

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 なにかと像が立ってます。

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 交通マナーはよく、みんな信号を守るし、車も歩行者優先で止まってくれます。

 信号はカウントダウンしますが、時間が長くないのでスタートが肝心。

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 ハトも多いです。ベンチに座る人間の足元をうろうろするのはハト世界共通。

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 とにかく街並みがロシア。

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 ファストファッションとは思えない佇まいのZARAです。

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 とにかく雪かきをしています。雪の量は多くないのに、転ばないようにかなあ。

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 軍港としてのウラジオストク不凍港求めて南下したくなる気持ちもわかります。

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 ウラジオストクの9割くらいは日本車です。

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 ウラジオストク中心地は湾から丘のように登ります。

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 駅は建物から入るとセキリュティチェックがあるのに、裏からだとそのままプラットホームに行けちゃう。

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 鉄道はモスクワ時間での運行です。

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奥に見える建物はフェリー乗り場。電車を降りた人が市街地へと歩いていきます。

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 駅前に限らずこういう露店がたくさんありました。

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 観光施設はやってないけど、2日でも飲食店は営業してました。

 駅周辺の飲食店ならある程度英語で案内してくれます。

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 氷を割りながらになるので、だいぶ遅いです。北極海航路はどうなりましたか…?

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 灯台の先でロシア人の若いお父さんにアザラシがいるぞって教えてもらいました。

 これもフィーリングですけど。

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 トカレフスキー灯台

 駅から歩いて1時間半ほどです。歩いても行きましたが、帰りはさすがにバスを使いました。

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 タクシーで来る場合は、帰りのこともお願いしておく方がいいと思います。

 ここで拾うのは運頼みです。 

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 広場では新年なのか、クリスマスなのかよくわからない状況でした。

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 夜10時頃ですが、子供連れもたくさん。治安の悪さを感じた瞬間は3日間で1度もありませんでした。

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 鷹の巣展望台より。

 グーグルマップを使うと道がマンションの駐車場みたいなところを通されますが、なんとか行けます。素直に回らずに駐車場からマンションに行く階段を使うとショートカットになります。

 徒歩だと駅から40分ほどで、しかも登り坂ですが、他の手段もないので頑張ってください。

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 もちろんカップルがたくさんいます。南京錠を手すりにかけて永遠の愛を誓うんですね。

 この後すれ違ったカップルの女性の方にたばこをくれと言われます。

 

 

以上、2泊3日のウラジオストク旅行記でした。

物価も少し安く、寒さでお酒が美味しいロシア。

治安も良く、人は親切です。

ぜひ、日本から2時間半で行ってみてはどうでしょうか。

 

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