インド一人旅のはなし【3日目】

こんにちは、アボッチです。

今回は23年の9月にインドに一人旅しに行った話です。

今回は後編のつもりが、長くなったので3日目だけ。

 

初日と2日目はこちら

kitimasa.hatenablog.com

3日目

 

夜行列車に揺られること約9時間、

普通にちゃんと寝られた。

早朝6時

電車はほとんど遅れず、Varanasi Junction railway station に着きました。

バラナシジャンクション駅のホーム。

広々と水道があったので、インド人に交じって顔洗って、歯磨きして、

売店で水を買った。

 

Varanasi Cantt railway stationっても言うらしい。

朝6時から駅前の広場でみんな何してるんだろう。

 

駅出て左手にあった、なんかお洒落な給水塔?

 

相変わらず駅前はトゥクトゥク客引きプレイスなので、気が済むまで歩く。

駅からガンジス川までは、徒歩60分くらい。

もちろん全部歩く気はない。

 

10分ちょっと歩いて、

(歩いてる間にも通り過ぎるトゥクトゥクから声をかけられまくる)

駅前ゾーン外れて何もなくなったので、

ちょうどよく通りかかったトゥクトゥクに乗る。

 

ある程度近づくと、車両規制があるので、

ここまでだよって降ろされる。

 

トゥクトゥクの代わりに人力車が現れる。乗らない。

 

ガンジス川に向かうメインストリートなのか、

人がずっと連なってる。

お土産屋さんがいっぱいある雰囲気。

たぶん木刀とか龍のキーホルダーとかも売ってると思う。(ない)

 

こんな感じで路面でもいろいろ売ってる。

 

ガンガーの聖水を持ち帰る用のプラボトルもたくさん売ってた。

100ml以下の容器も売ってくれれば、国際線で持って帰れたのに、

結構どれもでかい。

持って帰ってどうするのかはわからない。

 

乞食もいれば、学生もいる。

経済格差とか、カースト制度とかをちょっと感じる。

 

何を売ってるかはよくわからないけど、みんなカラフルで綺麗。

 

日本で言うと、原宿が通学路みたいな感じ。

 

 

 

そして市場を抜けると、着きましたガンジス川

Dashashwamedh Ghat(ダシャーシュワメード・ガート)

maps.app.goo.gl

 

着いた瞬間は結構感動的だった。ここがガンジス川かー!って。

 

ガートっていうのは、沐浴場のことで

川に向かって階段が広がってる感じ。

 

そのガートの中でも一番有名なダシャーシュワメード・ガート。

ガンジス川自体は北インドを東西に流れていて、かなり流域は広いけど、

ヒンドゥー教の聖地といえばここって感じ。

 

全身浸かってる人もいれば、

水を汲むだけの人、洗濯してる人もいる。

 

おでこペイント。やってもらうかちょっと迷った。

 

風船売り。かわいい。

 

横から見るとこんな感じ。

インド人でも全員がガンジス川に入るわけじゃないっぽい。

 

白装束で何か本を読んでる人。

めっちゃ雰囲気出てた。宗教的なやつなんだろうか。

 

近づいてみたけど、

小学校で、授業終わりに筆を洗い終わった後の絵の具の水の色してる。

 

これね。

 

いくらするのかわからないけど、

ボートからガンジス川眺めるの無難でいいなあと思ってる。

浸かるより絶対健康にいい。

 

川沿いを歩いて、人生一度だけのガンジス川に浸かるか、自問する。

現地人も入らない人は入らない雰囲気出てるよ。

 

途中で日本語でインド人に話しかけられる。

1人?寂しくないの?誰かと喋りたくない?とか聞かれたけど、

ぼーっとガンジス川を眺める時間は人生で今しかないんだわ。

川に入るか悩んでるんだよ。

余計なお世話じゃ。

 

そのおっさんとの会話もそこそこに、

もう少し人のいない方に歩きだして、

またガンジス川に入るかどうか、入るべきかどうか、

入るならどの辺か、入っても病気にならないのか、

この後の旅程に影響しないか、頭を悩ませる。

 

そしたら目が合ったやつら。

 

めちゃくちゃ入ってる。

すげえ楽しそうに、お前も入らんのかって手招きしてくる。

 

 


悩んでた僕の背中を押してきた彼ら、ありがとう。

 

いえーーーい!!!

ガンジス川、入浴!!!

 

めちゃくちゃ入った。

口に入れないように気を付けたけど、頭まで全身沈んだ。

 

めちゃくちゃ楽しかった。

階段に座ってる若者に、荷物のすべてとiPhoneを渡して、

写真撮ってもらってた。

 

彼らとは会話したかも覚えてないけど、とにかく楽しい気持ちと、

ありがとうの気持ちを伝えた気がする。

 

人生がちょっと変わった。



びしょ濡れのパンツの上から服を着て、

ガンジス川周りを散歩。

 

気の荒い野良犬は怖い。ケンカしてた。

 

同じくお散歩してた姉弟

 

写真撮らせてもらった。

お姉ちゃんは気さくでしっかり者、弟は引っ込み思案っぽい感じ。

 

ここで育って、何を見て生きていくんだろう。

 

かっこいい大人になるんだぞ。

 

撮った写真を見せて、ありがとねってお別れ。

今も遠くで彼らが生活してると思うと、不思議な感じ。

同じ世界がつながってる。

 

 

ガート沿いの景色。

また夜になると雰囲気変わるっぽい。

 

お腹も空いてきたので、お店に向かって路地裏へ。

狭いし、牛いっぱいいてフンだらけ、

水はけも空気の流れも悪くて本当に臭い。川より臭う。

 

バックパッカー向けの宿があるのもこの辺。

 

久美子ハウスっていう、有名なバックパッカー宿がある。

ジョジョの奇妙な冒険にも名前が出てきた。

xn--5ck5a4gob177z170cgian33q.com

 

 

ただとにかくこの辺は衛生状態悪いので、サクッと移動して

外国人向けのカフェに入ってアップルパイとコーラ食べた。

 

路地裏抜けて町に戻る。

新鮮な空気が流れてて、呼吸。

 

街中お祈りスポットっぽかった。

今見てもあんま写真撮らないほうがいい感じしてる。

 

暑かった。

交通規制外に出るまで歩いた。

 

バラナシはヒンドゥー教の聖地のようなところであって、

ガンジス川と寺院が多く、あんまり観光向きでもないので、午前中で脱出。

ここの雰囲気に惚れられたら、インドに適してると思う。私は無理でした。

 

トゥクトゥクを捕まえて、空港へ向かう。

 

ラール・バハードゥル・シャーストリー空港。

バラナシの市内からは40~50分くらい。

 

原付ボーイが叫んでピースしてた。うまく撮れなかった。いえい。

 

サイズとか雰囲気は日本の地方空港とほとんど一緒。

 

空港の中は綺麗で居心地がいい。

バラナシは街の雰囲気に疲れてしまって、空港が憩い。

体力と気力の回復を感じる。

 

空港内、保安検査場をこんな角度で写真撮れるの、いかに雰囲気がゆるいか。

 

空港内のカフェでポテトとコーラを頼んだら、

ポテトとスプライトが来た。大体正解だからオッケー。

 

ここで7月末に受けたエネルギー管理士の合格発表を見た。

自己採点で4科目とも8割超えてたから大丈夫だと思ってたけど、

無事合格してて一安心。エネルギーを管理します。

 

秋田空港とか、庄内空港とか大体こんな感じでしょ。

 

国内線でバラナシからデリーに向かいます。

 

IndiGoっていうインド国内最大のLCC

席も普通で、LCC感はどこにもない。

インドは広くて人が多いので、鉄道需要も航空需要もめっちゃある。

 

ライトミール付き。

サンドイッチのくせにめちゃくちゃ辛かった。

 

離陸。


デリーに着いて、そのままジャイプール行きの飛行機にトランジット。

ジャイプール行きは30分くらい遅れたけど、

それでも鉄道に比べたらかなり定時就航率が高い。

相変わらずどのくらい遅れるかはアナウンスがなくて成り行きだけど。

 

やたら加湿されてた機内。

 

また同じサンドイッチをプリオーダーしてたので、辛くてつらい。

でも今日の夕飯なので、気合いで詰め込んだ。

 

飛行機から見る雲の上の景色、ほんと好き。何回見てもいい。

 

ジャイプル国際空港着。



沖留めだけどちゃんとバスもいて、全然よかった。

バラナシ-デリー-ジャイプールで、サンドイッチつけて、

9284ルピー、日本円で17000円ちょっと。

もう少し早く予約すれば安かったけど、それでも安い。

 

トランジットだったので、ロストバゲージ怖かったけど、預けた荷物出てきた。

 

 

23時前くらいだけど、お店開いてて明るい。

 

両替所もやってて助かった。

 

空港前でUberして、ホテルに向かう。

海外旅行でチェックインを23時過ぎにするって、

結構勇気ある旅程組んだな俺。

 

ホテルは綺麗。3500円。

agodaの表示名と、ホテルの看板の名前違うのやめてほしい。

でもここが泊まったホテルで一番お湯っぽい温度出た。

ぬるま湯寄りのお湯だったけど。

 

ガンジス川に浸かった身体をようやく流して、3日目終わり。

4日目へ続く。